弁当考えるの大変なんだよ。 | ナノ

気持ち弁当。 2
※つづく・・・・? 
雪燐です。



雪男「・・・・。奥村君、起きてください。」
雪男がたまたま最初の授業で燐はまだ夢の中。
まわりは冷や汗状態で、現状を見ている。
雪男はチョークを持ったかと思うと、凄い命中率で燐の額に向けて投げた。

ゴッ!!と言う音がして見事、燐に当たった。
燐「いってぇ〜!!!?」
額を押さえながら涙目で雪男を睨む。
燐「何すんだよ!!雪男!!?」
一方の雪男は冷淡に言う。
雪男「何って授業中ぐーすか寝てた奥村君を起こしただけですが??」
燐「しかたねぇだろ!?昨日夜弁当作ってたんだから!!お前のも作ったんだぞ!?」
しえみは燐の額を見て「痛そう・・・。大丈夫??」と言っている。
雪男「そんなものに時間を使わないでもっと役に立つことに使いなよ、勉強とかに。」
それを聞いたとたん燐はびっくりしたように固まった。
しえみたちはそれは言いすぎだろうと雪男に言う。
しえみ「雪ちゃん!燐は雪ちゃんのことを思って・・・」
志摩「せやで、奥村先生。言い過ぎや。」
子猫丸「奥村君・・・。」
勝呂や出雲も言いはしないが顔をゆがませている。
そんな中、燐は下を向いて手に力をいれていた。
燐「(そんなもの・・・・。)」
しえみは燐の異変に気づき声をかける。
しえみ「り・・・燐??」
その声を無視して燐は、ぱっと顔をあげた。
「「「「!!!?」」」」
燐は涙を溜めていた。
いまにも零れ落ちそうな涙を。
そして思いっきり叫ぶ。
燐「雪男の・・・・馬鹿ーーー!!!」
そう言ったかと思うと燐は塾の教室を飛び出していた。


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燐は一生懸命弁当つくってると
いいよw
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