20. 最終話

ああ、すごく綺麗だ。

純白のドレスを身にまとう彼女は、本当に綺麗だ。




彼女は僕を見て、真っ白に笑った。



ああ、俺は結局、一人で生きてきた。

これからもそうだろう。





どうか幸せになって。


俺はもう君を忘れるから、


君も、情けない俺の事、を忘れてくれ。







そして深く深呼吸をし、鍵盤に手を置いた。



END.



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bkm
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