いきなりだが、どうやら私は転生をしたみたい。
こんな簡単に転生出来ることに少し驚きを隠せないでいる。
目を覚めると赤ちゃんな自分に少しテンパったが、まぁなんとかここまで生きてきた。
そして今は、中学生で、受験を控えている。
更に両親はアメリカに行くとかなんとかで私は高校に上がる時には一人暮らしを始める。
だから必然的に家から近い高校にしようと思ったら、まぁね、ここで気づいたよ。
ああ、スラムダンクの世界じゃんって、ね。
何でこんな冷静なのか自分。
最近は黒子のバスケとやらに人気が沸騰しているから、てっきりソッチの世界行くかと思いきや、まさかのスラダンって言うね。
最後にスラダンを呼んだのは転生前だし、さらに転生前でもしばらく読んでなかったから記憶はうっすーーーい。
そして月日は流れ、湘北に難なく合格を決め、私はアルバイトを始めるために、面接をしたが、これまた難なく合格。
昔から世渡り上手な私は挫折を感じたことが無かった。
新しい制服に身をまとい、門をくぐる。
学校に来る途中で、流川君が眠りながら自転車をこいでいたのを見かけた。
fin