瀬名→守沢→凛月&衣更
*分からないキャラはGoogleで検索してみましょう。


◆瀬名泉
「ふふ、今日はハロウィン〜♪張り切ってティンカーベルの仮装してみちゃった。瀬名先輩はどんな仮装で来るのかなぁ…瀬名先輩ならミイラでも骸骨でも格好良くなっちゃうんだろうな〜」
「あれ、なまえもう来てたの?俺より先に待ち合わせ場所に来るなんて珍しいんじゃない」
「あ、瀬名せんぱ……んん!?」
「あんたのそれ何?でっかい羽生えてるけど緑虫?」
「おいコラ何言ってんですか!どう見てもディズニー人気キャラベスト3に入るティンカーベルじゃないですか!瀬名先輩に言われると緑虫の衣装だったかもって錯覚しちゃうじゃないですか!!というか瀬名先輩のそれって…」
「あぁ、これね。俺に似てるから是非着て欲しいってファンの子達から渡されたんだよね」
「ふぁぁぁぁ…!」
「でもこのキャラって幼いじゃん?俺には合わない気がするけどねぇ。まぁ、人気あるキャラだから着てはあげるけど」
「尊い…!な、何かセリフを言ってみてください!」
「はぁ?台詞?そんなのあったっけ?」
「えーっと、えーっと……”クセになってんだ、音殺して歩くの”とか」
「………は?」
「あれ、知りません?」
「音殺して歩くって何。あー…飛んでるからか」
「飛んでる??うーん、じゃあ、”オレなら平気だよ、訓練してるから。毒じゃ死なない”とか」
「何それ。あんなファンシーな世界でどんな訓練してんの」
「ファンシー…?じゃあじゃあ、”動かないでね。俺の指、ナイフより切れるから”とか!」
「ちょっと、天使の指がナイフとか有り得ないでしょ!あんた頭おかしいんじゃないの!?」
「えぇ!?天使ってなんですか!暗殺一家のエリートでしょう!?」
「はぁ?オルトスって、暗殺一家なの?」
「キルアって、天使だったんですか?」
「…………」
「…………」
「…メルストのオルトスに似てるんだってさ」
「…瀬名先輩、HUNTER×HUNTERのキルアに似てますね」
「…………」
「…………」
「…誰それ」
「えぇ!知らないんですか!?というかもう銀髪で重ね着タートルネック+半ズボンなんて完全にキルアじゃないですか!くそぅ、騙された…よく見たら背中に折り畳まれた羽があるし…確かにあんスタでコラボしたオルトスだ…」
「ふぅん。なまえはそのキルアってのが好きなんだ?」
「えへへ、まぁ…。可愛い顔して恐ろしいことを言う所なんて瀬名先輩にそっくりじゃないですか?」
「俺がキルアだったらまさに今指をナイフにしたとこだけどねぇ。あんたはその緑虫の仮装やめたほうがいいよ」
「だから緑虫じゃなくてティンカーベルです!あ、ちょ、何でジャージ履かせるんですか!」
「サナギになる途中の緑虫の仮装」
「すげーダサくなったじゃないですか!あぁ、上ジャージまでも…もはや仮装じゃなくてただのジャージ人間…」
「じゃあ俺は行くから。ハッピーハロウィン〜」
「せ、瀬名先輩ー!待ってーー!」
「(…ったく、俺以外の前で肩だし&短いスカートなんてバカじゃないの。誰にも見せないっての)」
「瀬名先輩ーー!ナマ足萌えーー!!」
「うるっさい!!」


◆守沢千秋
「なまえ、トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃ怪盗するぞ!」
「え、何そのセリフ…。てか千秋、それはまさか?」
「ふっふっふ…どうだ?怪盗キッドだぞ、似合ってるか?」
「に、似合ってる…目が悪くなってないのに、千秋がまさかのかっこよく見える…悔しいけど手放しで褒める…」
「おぉ、チクッとトゲのある発言も聞こえたが、まさかなまえにこんなに褒めれるとはな。冷めた目で見られると思っていたが予想外にウケがよくて安心したぞ…☆」
「千秋、キッド様の服似合うね。案外、違和感ないよ」
「そうだろう、そうだろう!だが、正義のヒーローが怪盗をして良いものなのか、かなり着るのを迷ったのだがな…」
「別に衣装着るだけなんだから、いんじゃない?怪盗って言っても、何か盗んだわけでもないでしょ」
「……………」
「…え?まさか何か盗んだの?」
「……俺が盗んだのは、君のハートですよ。お嬢さん?」
「さむっ……」
「む!なぜだ!?一緒に映画を観たときはキザな台詞のシーンで”キッド様〜!”と興奮していたではないか!」
「あれはキッドだからさぁ…」
「俺もキッドだろう?」
「いや違うだろ。簡単にヒーロー捨てやがったな」
「おかしいぞ…。キッドの仮装をしてなまえに”あたしを盗んで、ちあキッド様♪”と言われる予定だったのだが、まさかの塩対応…塩分濃度95%……」
「何ぶつぶつ言ってるの?」
「ちあキッドが……いやいや何でもない!そういえば、なまえのそれは何の仮装なんだ?どこかのキャラクターか?」
「うふふ、何だと思う?当ててみて、怪盗さん♪」
「ぬぉっ!急に可愛くなるから背負っていたキッド様のハングライダーが開くとこだったぞ!うーむ…それは何だ…?」
「当たったら、特別にあたしを食べてもいいよ」
「な、なんだと!?なまえが自ら『あたしを召し上がれ』するだなんて…!これは何としてでも正解を導き出してその後はいただきますからの召し上がれとなりゴニョゴニョ…」
「早く当ててよ!さーん、にー、いーち」
「ままま待て待て!全身紫だから…ムラサキババアだ!」
「てめぇぶん殴るぞ!!!」
「すみません!!うーむ、分からん…むらさき…そうか!紫式部だ!」
「ぶっぶー。まぁ紫ってとこは重要だね。でも残念、時間切れ〜」
「く、くそ……せっかくなまえが与えてくれたチャンスだったのに…。守沢千秋、男失格だ…一生の不覚…」
「ちょっと、キッド様の格好でみっともない!しょうがないなぁ、特別にあたしを食べてもいいよ」
「な、何!?本当か?」
「うん、綺麗に残さず食べてね♪」
「なまえ…!ごくり。それではお言葉に甘えてすみからすみまでいただきま…」
「うふふ、なんとこの衣装、全身本物の茄子で出来た、茄子の妖精なまえちゃんでーす!」
「ぬぉぉぉおわぁぁあぁぁ!!」
「さ、すみからすみまで食べてね!」
「ぐわぁぁ…なまえの可愛さで全く気付かなかったがどう見ても茄子じゃないか…!オェェ…」
「茄子を全部食べたらその下は…♪」
「うぉぉぉぉ!なまえーー!!ぬぉぉぉおわぁぁあ!茄子〜〜〜!!」

「かおくん、119番」
「手配ずみ〜〜」


◆朔間凛月&衣更真緒
「なまえと凛月、遅いな…。今日は三人でご飯持ち寄ってハロウィンパーティーやろうって言われたから用意して来てみたものの、二人とも遅刻かよ〜」
「まーお!」
「お待たせ、ま〜くん」
「ったく、遅いぞ二人とも。待ちくたびれ…ってえぇ!?」
「ハッピーハロウィン♪お菓子をくれなきゃ悪戯するぞー!」
「血をくれなきゃヘアピン取るぞ〜」
「二人とも、何だよその服!?」
「何って、ハロウィンなんだから仮装するのは当たり前でしょ。逆になんで真緒は普段着なの?」
「ま〜くんて、常識があるようでないよね〜」
「えぇ、そ、そうなのか?俺がおかしいのか?そこまで言われると普段着でここに立っている方が恥ずかしいような錯覚に陥ってきたぞ…」
「せっかくのハロウィンなんだから、命懸けで仮装しなくっちゃ!」
「命懸けって…。てゆーか、お前たちのそれは何の衣装なんだ?」
「私は、イトーヨーカドーのレジ打ちの仮装」
「俺はマクラ〜」
「すげー手抜きじゃねーか!マクラに至ってはいっそのこと”ぬりかべ”って言ってくれた方がまだマシだわ!」
「まぁ、そんなこんなで。いくつか真緒に似合いそうな衣装を持ってきたよ!」
「え!?」
「俺がチョイスしたのはこの辺〜♪」
「な、何だこれ…マイクロビキニと鞭…?完全にSMじゃないのか…?」
「ま〜くんに似合うと思って」
「アホか!!」
「ねぇねぇ、これも真緒に似合うと思うの♪」
「なんで魚の被り物に網タイツがくっついてんだよ…こんなのパプワくんでしか見たことないぞ…。二人とも俺を何だと思ってんだ」
「うーん、どうやら真緒は私達チョイスの衣装をお気に召していないようだね」
「ほんと面倒くさい性格だねぇ〜…」
「お前がそれを言うか?」
「じゃあ、やっぱり真緒はこれだね。もうこれしかない!!」
「え?うぉっ、こ、こら!服を脱がすな!」
「こっちも脱がなきゃだめだよ〜」
「お、おい凛月!やめろ!あ、パンツまで!!!」
「大丈夫だよ真緒、私アソコは見てないから!(チラッ)」
「うわぁぁぁ!!」
「はい、ま〜くん今度はこれを履いて〜」
「み、水着?き、きつい…」
「ゴーグルを持ったら、はい完成!」
「Free!の松岡凛くんの出来上がり〜」
「誰だ…誰なんだよそれ……」
「真緒にそっくりな水泳部アニメに出てくる男の子だよ。よく似合ってるー!」
「うんうん、股間の盛り上がり具合とかそっくり〜」
「ハロウィンて何だ…ハロウィンて何なんだ…?強制的に全裸にされて競泳水着を着させられるイベントだったのか…?それとも大事なアソコを初めて女の子に見られてしまうためのイベントだったのか…?俺の股間が泣いている…」
「またもや真緒が闇落ちしてるよ」
「ま〜くん、過ぎたことは忘れようよ。せっかくハロウィンなんだから持ち寄ったご飯を皆で食べよ〜」
「股間が…俺の股間が……」
「はい、凛月はサンドイッチね。真緒は何食べたい?」
「いや…俺は……」
「元気ないねぇ。じゃあ、ま〜くんにはこれね。はい、フランクフルト〜」
「え?あぁ…、ぱくっ……」
「ふふ、共食い〜…♪」
「う、うわぁぁぁぁぁあ!!!」
「あ、真緒がクロールのようなフォームで走り去って行っちゃった!」
「ま〜くん、チョコバナナもあるよ〜!」
「ハロウィンなんて大っ嫌いだぁぁぁぁ!!!!!!!!」




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パプワくんとか、知ってる人いるのか…?

 


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