「あっ……はぁ、………ぅんっ…」
「………っ、…はっ…」
「……!っあ、だ、だめ、そこっ……」
「…ここ?ここがいいの?……ほらっ」
「ひゃっ、あ、あんっ!!」
「…はぁ、すごい締まるね……もっと…欲しい?」
「やっ、あっ、あぁん!!だ、だめっ、もぅ…あぁ、いっ、イク…っ!」
「くっ……!」
「…あっ、あぁぁぁっ!!」


生暖かいものがドクドクと流れ込んでくるのを感じ、何とも言えない気持ちよさにブルッと体が震える。私の上に被さっていた安定は、繋がったままゴロンと横に倒れこんだ。終えた後も、しばらくこうして繋がったままでいるのが好きだ。まだまだ彼を感じていたい。そう思っているのは向こうも同じのようで、口では何も言っていないのに情事後はこれが常となっている。


「やすさだ…」
「 …なまえのエッチ」
「えっ、な、なに」
「すごく淫乱だった」
「淫乱とか云わないでよ…」
「僕のこと、こんなにも興奮させる」

汗で張り付いた前髪をそっと優しく掻き分ける。安定の白く綺麗な手。この手が先ほどまで私のナカに入り乱暴なほどかき回し、敏感な箇所を容赦なく攻め立てていたとは思えないほど綺麗だ。
華奢に見えてしっかりと付いている筋肉に、そっと指を這わす。そのまま腕を背中に回してギュッと抱き付くと、安定も同じように返してくれた。

「…やすさだ、あったかい」
「なまえは肉付きが良くなってる」
「うっ…最近食べ過ぎて…」
「ふぅん」
「ちょっ、お、お尻揉まないでよ!」
「確かめてあげてるんだよ」
「変態!」
「あ、変態って。さっきまで足広げてたくせによく言うよ」
「ぎゃあっ!も、もう、ノンデリカシーめ!」
「のんでり…?」

プイッと顔を反らして背を向けようとすると、忘れていた、繋がったままだったということを…。顔を反らしたままそっと目線だけ安定に向けると、私の意図に気付いたであろうにっこりとした笑顔。


「…やすさだ、抜いて」
「何を?」
「何って…これ」
「これじゃ分からないよ。ちゃんと言って?」
「い、言わなくても分かるでしょ!」
「雅なことはわからねぇなぁ」
「薬研の真似しない!似てない!しかも使い方違うから!」
「なまえ…」
「な、なに?」
「本当に抜いて欲しいの?」
「え?」
「もう僕と離れたい…?」
「え、あ…そ、そういうわけじゃ…」

しゅんと寂しい子犬のような目をして見つめられることに、私が弱いのを知っていての行動だ。分かっているのに、毎々負けてしまう自分に溜め息が出る。それを合図にしたかのように、安定の手が動き出す。優しく頭を撫でて、頬にすべらせる。そのまま鎖骨をなぞり、胸の膨らみを揉みながら指で突起を弄る。体というのは本当に正直なもので、言葉とは反対に秘部からじんわりと密が溢れ出る。

「なまえ……しよ?」

私のナカに入ったままのソレが、また膨らみを増したのを感じた。綺麗な青色の瞳に見つめられ小さく頷くと、それを合図に彼の腰が動き出す。そして体はまた熱を帯びるのだった。


END
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やすくんにメチャクチャにされたい願望。
彼は可愛い顔して激しく攻めてくれるはず…!オラオラ、イカせてやるよ仔猫ちゃん?って言葉攻めなやすさだくんも書きたい。


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