私には好きな人がいる。


その人は短気で、手が早くて、不器用で…
でも優しくて、情に熱くて、格好よくて。


すごく好きなの。
でもこの気持ちは伝えないことにした。


だって私なんかが相手にされるはずないもの。
私はその人の側に居られるだけでいい。
特別な関係にならなくたって満足なの。


その人が幸せなら、それで…


ただそれだけで…。


でも
たまに押さえきれないときがあるの。


だから、そのときはそっと。
貴方に聞こえないように…


心の内で好きと呟いてみた




(…麗華?どうかしたか?)
(ぁ、原田先生!いえ、何でもないです。)







*PREV END#

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