小説 | ナノ





『おじさーん』
「………」
『おじさぁーん』
「………」
『おっじすわぁーん』
「っだ!んだよその呼び方!」
『だって返事しないから』
「おじさん言うな、名前で呼べ名前で」
『おじさんじゃん』
「まだまだ若いっつーの」
『じゃあ出かけようよ』
「春眠暁を覚えず」
『意味分かんない。外で遊びたい。そしたら名前で呼ぶ』
「おじさん寝たい」
『認めたし!』
「もうおじさんで結構コケコッコー」
『おじさん越えておやじになってるよ?…ねぇ、出かけようよー!遊びに行こうよー!』
「あーダメダメ」
『なんで』
「ほら、俺みたいなカッコイイおじさんが街歩いてっと皆見惚れちゃうだろ?そんなの嫌だろ?だからダメなんだよ、うんうん」
『…そっか、分かった』
「え?」
『虎徹さんの事皆がカッコイイって思うの、確かに嫌だもん。だったらお家でいいや』
「っ!」
『でも暇だからその分たくさん構ってよね』

「(もう!ホント!可愛すぎんだろコイツ!)」

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