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「…ねぇなまえ、なんでバーナビーさんも一緒なのよ」

不機嫌を顔全体で表して私の腕を肘でつつきながらそう聞いてくる友達。
嫌なのは私も一緒なんだからそんな怖い顔しなくても…。

「みょうじさんがご一緒にと誘ってくださったんです、『そんな爽やかに嘘言わないでよ!』
「…嘘なんて言ってませんよ、最後迄きちんと聞いてから発言すべきでしょう」

え?あ、スミマセンでした…。思わず呟いてしまったけど、これ迄の言動が原因なんだって気付いて!
彼の言葉を遮る為に勢いよく机に振り下ろしてしまった手が痛い。思いの外大きな音を立ててしまったから周りはチラチラとこっちを見ているし、ああもう恥ずかしい…。

「みょうじさんがご一緒にと誘ってくださったんですから貴女はもっと謙虚にそれを受け止めて僕等二人の愛を邪魔しないよう空気のように食事をする事に努めるべきだと言いたかったんですよ」
『さっきので止めときゃ良かった!』

嘘も妄言もいい加減にしてくれ!

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