俺が君を見つめたら、君は恥ずかしそうに笑う。

俺が君を呼んだら、笑顔で返事をする。

俺が君を抱きしめたら、何も言わず抱き返してくれる。


君の笑った顔も泣き顔も照れて赤くなった顔も俺を呼ぶ声も全部好きだよ。

俺には勿体ないくらい君は素敵な人だ。
だから、俺を選んでくれてありがとう。
俺を愛してくれてありがとう。
それに見合う位、君を幸せにしてみせます。
俺頑張るから覚悟しててね?

こういうセリフなんて言ったこと無いから、書いてる今も恥ずかしくて顔が赤くなってる。
君が見たらきっと熱でもあるのかと心配しそうだよね。
でもまぁ、君のいい所はそこなんだけどね。

今君は台所で夕御飯を作ってるよ。
俺が買ったエプロン着て鼻歌まじりに食器を洗ってる君の姿はいいね。
実に素晴らしい。
素晴らし過ぎて、襲いたくなっちゃうね。
あはは、ごめんごめん。

そういえばもうすぐ君は誕生日だね。
何が欲しいのかなぁ。
君は変な物を欲しがるから、毎回少し難しいんだよね。
カラーコーンとか、床屋さんのくるくるとか。
あれどこに売ってるんだろう。
今度床屋さんに貰えるか頼んでみるね。

君が、寝ている俺にキスしてるの実は知ってるんだ。
ごめんね。言うタイミングがなかなか無くて。
で、でもすっごく嬉しいから今度は起きてる時にやって欲しいな。


あっ、君が呼んでる。
ご飯が出来たみたいだからここまでにしとくね。

幸せの定義は色々あるけど、俺は君がいるだけで幸せです。
これからもどうか末永くよろしくお願いします。



幸せってこういうこと


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