目が覚めた。
何だかとても頭が痛い。

あれ?
ここは何処?
何故私はここにいるの?

白い天井に白いベット。
おまけに床まで白い。
窓なんてないただ白いだけの部屋。

嫌だ嫌だ。
ここは何処なの。
アジトに帰りたい。

あれ。
アジトって何。
私はそんなとこいた記憶なんてないわ。
でも、そんなことはどうでもいい。
早く私を家に帰して。
こんな白いだけの所になんていたくないの。
気が狂いそうなの。
早く早く、

誰か入って来たわ。
黒いパーカーの男の人。
緑色のつなぎの男の人。
音楽プレイヤーみたいな服の男の人かしら?
私がいる白いベットの横に綺麗に並らんで私を見るの。

怖いわ。
貴方達は誰なの。
だけどやっぱりそんな事はどうでもいいの。
早く私をここから出して。
発狂しそうなの。


何故貴方達は涙を流しているの?
あぁ、分かったわ。
貴方達もここが嫌いなのね。
早くここから立ち去った方がいいわ。
その前に私を起こしてくれない?
不思議な事に体が動かないの。
そして私を連れてって。


ああああああ。
何故私を置いていくの。
お願いよ。
私を連れて行って。
ここから出して。
頭がとても痛いわ。
あぁあ、痛い。
戻ってきて。

ねぇ





mad girl



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