向日葵みたいな君に恋した | ナノ






『イッシュかー』

「ん?どうしたんだい」

『ねぇダイゴさん
わたしイッシュ地方行ってきます!』

「え、ええええっ
ちょっと待って いきなりどうしたんだい!」

本の整理をしていたダイゴだがソラのいきなりの発言に本を落としかけた。

『だって友達から連絡あってイッシュ地方楽しいーて言ってたし 友好関係広める為にも行こうかなーと思いまして』

ソファーにねっころがって
退屈そうに言うソラ。

「だからってホウエンからイッシュ地方は遠すぎるよっ」

『大丈夫ですって
他の地方経由で行きますから
一応イッシュには長期で行くつもりなんで
シンオウ地方に休憩がてら挨拶に行きますし
行けたらカントー地方とジョウト地方にも行くつもりなんでっ』

ふにゃり、と笑って言うソラ。するとダイゴはため息をつき「わかった、」と諦め口調で言った


「ソラは一度すると決めたら
何言ったって無駄だから
でも、ちゃんと帰って来るんだよ?
君の家はここなんだから」


浮気は許さないからね、と冗談まじりに笑いながら言うダイゴ にこちらもまた冗談まじりに


『わたしの奥さんはダイゴさんだけですよ』

と、笑った







「そうだね、
いってらっしゃい」


『いってきます』











(何かあったらすぐ連絡するんだよ)
(はーい)




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