向日葵みたいな君に恋した | ナノ




「あーー!!」

『ん?』

「ソラ発見っ」

『おージュンくん久しぶりっ』

「お前ずっとどこいたんだよ!
俺がどんだけ捜したと…罰金だ」

『え――っジュンくん酷いよ』

「じゃあバトル!」

『しょうがないなぁっ』



















「なんだってんだよー!」

その場にねっころがるジュン。

『残念でしたー』

ニッコリ笑ってしゃがむソラ。

「なんであんなに強くなってんだよ チクショー!」

『実は今居候させてもらってる人が元チャンピオンの人なんだよ
それで よくバトルしてるの』
「居候!?
おまえ家ないのかよっ」

飛び起きるジュン。

『え そっちに驚いた?』

クスクス笑いながら座り込む。

「元チャンピオンなのも気になるけどとりあえず先に家だろ!」

『んー無いって訳じゃないんだなー
ただ 家賃払うの面倒臭いしあまり家に居ないから居候の方が楽だと思ったから』

「だからってなんで そいつなんだよ」

『仲良かったし 住んでる町が気に入ったから海に囲まれてて凄く綺麗なんだよ?』

「そうかよ‥‥」

『拗ねないでよー』

「拗ねてねぇよ!」

『ありがとね ジュンくん
捜してくれて 心配してくれて
それだけでわたしは充分
なのに 家のことで迷惑かけたくないから
大丈夫だよ 居候させてもらってる人は優しいしいい人だから』


「っ
誰もそんな事心配してねーよ」

『そっか じゃあ、わたしの勘違いだー』

「そうだ ばーか」














(仕方ないから 心配してやる)
(はは ありがとう)





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