短編 | ナノ
※王子様の続編でWORKING!!との混合
ワグナリアは池袋にある設定



「名字くん!」

『なんだー?種島』

「‥‥届かないの」

『あぁ、カップ?
お前ホントちっさいなぁ』

「ちっちゃくないもん!」

『怒ると身長伸びないぞー』

「えっ?!やっぱりそうなの?」

『やっぱり?』

「佐藤さんも言ってたから」

『(さすが潤さんだな‥‥)あぁ、そーだぞ だから怒るなよー』

「はぁい!」

なでなで、と わざと腰を屈めて頭を撫でてみる。

「名字くん、わざとじゃないよね?」

『ん?何がだ?』

「その笑顔はわざとだ!」

『んなわけねーよ』

次はわざとニヤニヤしながら頭を撫でてやった。

「きーっ!名字くーん!」

『種島ぁー、怒ったら?』

「‥‥‥背が伸びない」

『そうそうっだから、怒るんじゃないぞー』

最後に少し頭を撫でてその場を立ち去った。






「名前さん、」

『どうしたー?宗太』

「先輩をいじめすぎですよ」

『まぁま、あーゆー奴見てるといじめたくなんだって!』

「笑顔で何言ってんですかあんた!」

『はははっ』





「いらっしゃ、お、男ーっ!」

『あ、伊波が殴る前に行けー!宗太ー』

「わかってますよ!」

急いでホールに向かう宗太。今日は何回目なんだろーな、なんて思いながら俺もホールに向かった。


「キャーっ!ごめん、小鳥遊君!」

「い、いいですよ。お客様を殴るよりマシですから」

『大丈夫か?宗太ー』

「すいません名前さん
代わりに接客お願いしていいですか?」

『おおっ

大変申し訳ありまs「名前さん!」

だきっ

『うわっ、て正臣?!』

「ちょっ正臣!」

『それに帝人に杏里も……
どうしたんだよ?』

「最近名前さんバイトが多くなって放課後も休みの日も全然会えないじゃないですか!」

俺から離れて勢いよく話す正臣。

『だからって‥‥来るって』

「あ、あのっ名字先輩
紀田君を怒らないで、あげて下さい」

『大丈夫、俺全然怒ってないよ』

なでなで

何故か申し訳なさそうに言う杏里。何故か無性に頭を撫でたくなった。

『とりあえずお客として来てくれたみたいだし――――

‥‥こちらへどうぞ。』

ニッコリ笑う。
正臣が帝人に何か言ってるみたいだが、‥‥‥やっぱり気になる。後で問い詰めてやる








「ねぇ佐藤君、あのこたち来良学園のこかなー?」

「名前と同じ制服だからそうなんじゃねーの」

キッチンからホールを見る二人。

「そーだよね!」

「ていうかあの金髪」

「あー、名前君に抱き着いてた」

「「腹立つ(よねー)」」



「いたたたた、」

伊波に殴られた頬を押さえながら戻って来た小鳥遊。

「あ、小鳥遊君大丈夫ー?」

「あ相馬さん、大丈夫そうに見えますか?」

「あははっだよねー
そういえば小鳥遊君 さっき名前君に抱き着いてた金髪の男の子ってさー名前君とどんな関係かとか聞いてない?」

「多分ですけど恋人だと思いますよ」








「「‥‥‥‥‥‥。」」













障害が大きいほど燃える
(さぁ佐藤君今日も張り切っていこいか!)
(あぁ、)
(なんかどす黒いオーラが…)











2010.08.04
書いてて楽しかった…わ。
さーせん、黙ります(^p^)



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