短編 | ナノ
『――が、こうなるから
こっちの計算式ができるワケだ
どうだー?わかったかー?』

「はい!名前先生!質問です!」

『みんなーわかったなー?
次の授業でここまでの確認テストするからなー』

「俺を無視するなんて――なんて罪な男なんですか名前先生!」

『今日の授業はここまでなー
残り時間は自習にする
質問ある奴は今なら受け付けるぞー』

「名前先生!名字正臣が質問をします!」

『紀田ー、お前の苗字は紀田だ
名字は俺の苗字だぞーはいっ以上。』

「そんな冷たいことろも俺は大好きです!先生はクーデレなんですよね!
ほんとは俺と禁断の学園ラブコメをしたいんですよね!」

『っはぁ〜 お前さぁ前まで女の子が大好きなんじゃなかったか?』

「今も大好きですよ!だけどそれは友愛っ!俺は本当の愛を知ってしまったんです‥っ!
そうその相手は、名前先生!あなたですっ」

頬を染める紀田。

『ったく、何なんだおまえは』

「おまえじゃありません、正臣です!さぁ先生!その素敵ボイスで俺の名前を!」

『紀田』

「先生!それは苗字ですよ!俺が呼んで欲しいのは両親が生まれたばかりのキュートでプリティな俺に付けてくれた名前!正臣です!」

『もうやだ、このクラスの数学もちたくねぇよ
そして担任から外してくれ』

「数学、HR以外にも俺と先生はラブラブかつデンジャラスな時間をおくれますけど」

『風紀委員の担当なんて引き受けんじゃなかった‥‥』

「何を言ってるんですか!
俺が運命の人に気づけたきっかけが風紀委員での『あーーーっ、おっともう時間だな!
か、確認テストの復習しとくんだぞー!じゃっ』

「ちょっ先生!恥ずかしがり屋さんだなー!

先生ーっ!今から休憩なんで先生と生徒の禁断のラブストーリーの続きしましょー!」

『だあああああっ!!来るなァーッ!』










エンドレスな
逃避行をしましょう

(だれがするか、)
(えーいいじゃないですかっ)








2010.05.11
先生×正臣です
中編で考えてる息子とは違うんですが先生×生徒が好きなので。
正臣は台詞考えるのがとてつもなく大変です‥‥。



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