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Diary


 TOZクリア!


アリーシャやロゼ関連、戦闘システム関連のことは、各所で言われている意見にほぼ同意なので触れません。

それを除いてもストーリーに関して納得のいかない点が多すぎる。
スレイ一行、物語の前半は導師らしい人助けしてましたよね。
橋を架けたり疫病問題を解決したり。
戦争に加担したのも、アリーシャを護る為というスレイの優しさからですし。
ただほんと、ロゼ加入以降ですよ。
誰も救えてないのは。
まずアリーシャの解放を、ただ信じるしかないってなに?
彼女を人質にした大臣(でしたっけ…)は憑魔になって、その後どうなったかも分からないのに、どこに解放される根拠があるのか……。
そこは穢れを恐れず、助けに行くのが主人公でしょうスレイ。
歴代主人公達だったら、困っている仲間が居れば危険も厭わず助けに行くよ、きっと。

私の記憶違いでなければ、物語の後半で救えたのって地の主と風の神殿で生贄になろうとした2人くらいでしょうか…?
ペンドラゴの雨は結果的には止んだけど、フォートンの犠牲の上ですし……。
いくら心が壊れてしまったとはいえ、そこで救うのをすんなり諦めてロゼが……っていうのはどうかなのか……。
その後も、どうにか浄化できないのかと方法を探そうともしないし…。
確かにヘルダルフを倒す為に力をつけるのも重要だけど、目先の不幸を蔑ろにしちゃダメですよ。
ライラは何度も「穢れてに近づいてはなりません」みたいなことを言うけど、避けてばかりじゃスレイが導師として成長できないし、穢れを乗り越える過程こそ大事なんじゃないのかなー。
その穢れの中に、救うべき人々が居るわけだし…。
プレイ中、スレイが一度穢れに呑まれ、そこから立ち直る展開を期待していた私としてはがっかりでした;

地の主を救うのも、それ自体はいいんですけど、やっぱりそれだけじゃ街の人々を救えない部分もあって。
あとは人々の努力次第、ということなんでしょうか。
なんか……今回の旅が人間達の世界から隔絶した感じになってて、いまいち救ったっていう実感がないんですよね^^;
政治に関わると穢れる恐れがとかで、国のトップとのやりとりもないですし。

だからなのか、テイルズ定番の決戦前夜の会話やラスボスとの論争も、いまいち感慨が湧きませんでした。
「オレ達は生きたいんだ!」とか「苦しみがあるからこそ喜びを実感できる」とか……いやいや、貴方達今まで苦しんでる人を殺めたことありますよね。
更生の余地はないからとか、救う方法がないからとか、そういう理由で。
ここに一番うーんってなりました。

それとドラゴンの話。
戦場で戦ったティアマット、あのドラゴンの正体や真実を知った時、ものすごい後味の悪さを感じました。
戦闘中はなかなか熱い展開で良かったんですが、まさかその後ずどんと落とされるとは思いもしませんでした。
しかもプレイヤーの任意で戦場を再度訪れ、ある人物に話しかけないと真実は分からないままという…。
人間の勝利だ!なんて喜んでる場合じゃないよ…。
エドナのお兄さんだって、救うって約束した上で仲間になってくれたのに、ろくに方法を探さないままあんなことになってしまって。
OPの冒頭でスレイとミクリオと一緒に映っていたので、てっきり元の姿には戻れないまでも、正気を取り戻して背中に乗せてくれるのかなーとわくわくしてたのに(泣)

……とまあ、不満は上げていったらキリがないです。
なのでEDでも感動できませんでした。
終始首を傾げている状態です。
ゼスティリアが好きな方、こんな批判ばかりで本当にごめんなさい。
でもテイルズをシリーズ通して好きだからこそ、もやもやしてしまうんです。
キャラクターは好きなんです。
現に物語前半はスレイの株がぐんぐん上がって、ジュードやルドガーを追い抜かんばかりでした。
なので、最終的にこんな気持ちになってしまって本当に残念です。

ぐちぐち文句ばかり言ってもしょうがないので、この鬱憤を連載に活かしたいと思います。
そしてテイフェスでは今回の騒動関係なく楽しめることを切に願います。


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