4、ホブルディ


ウィル:お、ホブルディ!

お前、こんな所で何してんだ?

ミラ:ホブルディ…?

あの、今、ルディさん、と…

アーヴィン:ル、ルディ

ホブルディだったのかい?

何で黙ってたんだい?

酷いじゃないか

ルディ:申し訳ない

ホブルディ、の名は

あまりいい意味を持ちません

ですから、どうしても

ホブルディと呼ばれる度

嫌な気持ちになってしまって…

あぁ、アーヴィン様

騙していたみたいで申し訳ありません

アーヴィン:い、いいんだ

訳が解ったからいいんだ

ルディ:ありがとうございます

ミラ:では、ルディさん

また、いらして下さい

と、まさか、ルディ、と

呼んでくれるとは思っていなかったのか

驚いていたが

すぐに笑顔を見せた

ルディ:あぁ、お嬢さん

ありがとう、また来るよ

と、帰って行った




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