「○!君はホグズミードの許可証貰ってきたよね?」
『ええ、もちろん!今さっき出してきたわ!』
「じゃあ僕らと一緒に…」
「残念だったな。彼女は僕と回るのさ」

ハーマイオニーとロンに申し訳ない顔をする

『ごめん…また今度ね…?』
「…分かったよ」
『ありがとう。二人とも、楽しんできてね!さあ行きましょ、ドラコ』

私はドラコと並んで歩く


「なあ、最近マルフォイのやつ、○に付きまとってないか?」
「私もそう思うわ…」




『ねえドラコ。クラップやパンジーは?』
「?なんであいつらの名前が出てくる」
『え?一緒じゃないの?』

てっきりドラコやスリザリンの子たちと一緒だと思っていたのに
このまま二人きりだなんて

「嫌か?」
『そんなことない!楽しもっか』

にこっと笑った







少し雪の積もった道で歩きにくい
こんなに薄く雪が積もっているのはホグワーツに来たりしている時しか見ない

『待ってよ!ドラコ』
「君が遅すぎるんだ」

ドラコがフッと笑った
私はハリーたちの前ではあまり笑わないドラコの笑みに嬉しくなった

『もう!待ってってば、っ!?』
「おい!」

雪の坂をずりっと滑って尻餅をついてしまった
そんな私に笑いが堪えられないドラコは、いつにもなくいい笑顔で笑っていて
私もつられて笑顔になった
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