アベリンジ1.5


「あっあああっあんっ、ちょっ、ああぁっんっ」
「気持ちい? おちんぽとアナル同時に弄られてどう?」
「あああっ…うんうんっ、サイコぉぉ…!っあんあんあんっ、あふぁっ」
「ねえどっちが好き?」
「んぁ…、?」
「孝のおちんぽと僕のおちんぽ」
「あっあっ…そんなの孝さんに決まってんじゃん」

ルーはいきなりずるっとちんこを抜いて俺に背を向けて寝転んだ。

「ちょっルー、まだ途中なのにまぢ最悪」
「キミが萎えることゆーから」
「分かりきったこと聞く方が悪いっしょ」
「生意気。…で、肝心の孝はいずこ?」
「あー、知らね」
「業務時間なのに何で? せっかくの3Pが…、僕も突っ込んでもらいたいのに」

また言い出したか、と俺はベットから降りローブを羽織る。

「どこ行くのー?」
「中途半端だから風呂場で抜いてくんね。邪魔すんなよ」

ええ、僕もーって後ろで聞こえたけど無視して扉を閉めた。




「あれ、孝さん戻ってたの」

一発抜いて風呂を上がると、パソコンデスクに座っている孝さんと目が合う。
孝さんはゆっくりと目を細めて、

「えろいな、」
「え、?」
「バスローブ姿」

セックスのお誘い。
あのセクシーモードの目で見られると、俺だけじゃないと思うけど堪んなくぞくぞくしちゃって。

「えー、今日は僕に突っ込んでよう」
「あ、俺いま一発抜いたんで休憩するから孝さん、ルーとヤったげて」
「ふう…しょうがないな」

乗り気じゃないような雰囲気醸しだしながらも、孝さんは大喜びしてるルーの腰に手をまわして、三段上にあるキングベットへ颯爽と誘う。
ルーを押し倒した、と思ったら俺に振り向いて、

「パソコンに依頼メールが来ていたから見ておいてくれ」

そう言って、天井から掛かっている赤のカーテンを閉めた。



「えーっと依頼依頼依頼、っと」
「あああっ、あっ」

メールを開くと、新着メールが10件。
9件いかがわしいやつ。削除。
1件は"仕返し屋さまへご依頼"とタイトル表記。

「ああああっ、いいよ、気持ちいっ、ああっ孝、あああっ」
「これか。えっとー、」

『はじめまして田中と申します。私にはどうしても仕返ししたい憎い相手がいます。代わりに懲らしめてやってもらえないでしょうか』

俺が来てからは初めての依頼だから依頼の流れとか全然聞いてない。メールには何も詳しいこと書いてないし、これじゃ何していいかも分からない。
後ろから絶え間なく聞こえるパンパンって音とルーの矯声。
俺も混ざりたかったけど、仕事がやりたくてここに来たんだから今はこっちのが大事。
だってもうわくわくしてるんだ。

俺は無遠慮にカーテンをあけた。

「お邪魔するよー、ねえ依頼の流れ教えて…れっ?」
「かなめお前も混ざれ」
「はは、かなめ、あああっ、我慢できなくなっちゃった?、っん」

食い気味に腕を捕まれベットに倒され、隣には孝さんのピストンによって揺れてるルー。
やばいやばい非常にやばい。

「おっ、ちが、依頼のっ、あ、あ、あっあっ、ああああああっん」

俺が仕返し屋に入れてもらえた大きな要因。
やっぱ3Pの魅力には逆らえないや。





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