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予行練習



マニアックです。


臨也の事務所に置かれたベビーベッド。それは特注で作られていて、大人でも眠れるようになっている。そこによだれ掛けとオムツをしただけの臨也が横になっていた。口には大人用のおしゃぶり。それを外してやるとねっとりと唾液が糸を引いた。口についた唾液を舐めとってやりながら、ベッド柵を下ろす。臨也はその間もただ黙って俺を見つめてきた。足を開かせオムツのテープを外すと、あの独特の刺激臭と黄色く湿った前部分。お尻拭きで丹念に下半身を拭き取り、新しいオムツに替えた。やはり濡れたままで気持ち悪かったらしい臨也は、心地よくなったそれににっこりと笑った。そのまま臨也の上にのし掛かり、よだれ掛けの下に隠れた乳首を指で摘まむ。桃色だったそこはすぐに赤く色付いた。硬くなり始めた先端を口内に含み、じゅるじゅると吸い付く。出るものなど何もない。だが臨也は身体を揺らして喜んでいた。

「ふあ、あぁ……あぅ!」
「臨也は赤ちゃんなのにおっぱい吸われるの好きだもんなぁ」
「んぅ、あぁーっ」

臨也は頷きながら足を俺へと絡めてきた。さっき着けたオムツの前部分は膨らみ、中はきっと汚れているんだろう。後で替えた方が良かったか。気持ちよさに身体をバタつかせる臨也の手が当たり、枕元にあった子ども用のおもちゃが音を立てながら床に落ちる。散々弄った乳首は真っ赤に熟れていた。それに満足すると、まるで子どもが抱っこをせがむように腕を伸ばしてきた。

「ふ、あっあぁ……!」
「あぁ?もうミルクがいいのか」

仰向けになっている臨也の眼前にちんぽを差し出すと、必死にむしゃぶりついてきた。先端から根本まで舌を這わせ唇を吸い付かせ、袋まで丹念に舐めてくる。先走りをじゅるじゅると舐めとる臨也は腰を揺らして悦んだ。オムツのゴム部分からはちんぽの先っぽが見えている。溢れた先走りは臍の窪みに水溜まりを作っていた。

「でかくしてんなよ、変態」
「ふひゃ!」

ゴムを引っ張り手を離せばパチンとちんぽにぶつかる。その瞬間俺のちんぽを喉奥まで入れたせいで、臨也は涙目になりながら出された精液を口内に溜め込む。ゴクン、と飲み込んだのを確認してオムツをずらす。尻の穴にはおしゃぶりが突っ込まれていた。普通よりもくわえる部分が長いそれは、常に臨也の中を拡げている。もちろん子ども用でなく、大人の玩具だ。

「次はこっちから飲ましてやるからな?」
「あ、あぅ……ふあぁ……」

ゆっくりとおしゃぶりを引き抜くと、昨日出したそれがドロリと溢れてきた。シーツを汚す前に指ですくい、また中へと押し込んでいく。

「あ、あ、あぁっ!」
「やっぱだいぶ柔けぇな」

ぐちゅぐちゅと音を立てるそこから指を引き抜き、素早くちんぽを押し込んだ。足先を伸ばしながら衝撃に震えた臨也は腹に精液を飛ばす。それは胸元まで汚した。それを舐めとるために俺が身を乗り出せば、嫌でも奥深く突き刺さることになる。頭上のベッド柵を掴みながら臨也は腰を揺らした。

「やーっ!あ、あ、あぁっ」

びゅるる、と飛んだ精液は射精した本人の顔を汚した。臨也はそれをすくいとり、精液のついた指をしゃぶり始めた。唇の上に溜めた唾液を垂らすと、すぐに口を開けて飲み込んでいた。汚れたオムツは交換すべきか。思案していると、満足した様子の臨也が勢いよく抱きついてきた。

「よし!じゃあ次は、シズちゃんが赤ちゃんね!」
「やっと交代かよ。ってか手前と同じサイズのオムツはキツいから、もうワンサイズ上の買おうぜ」
「だって俺赤ちゃん役のが楽しいんだもん。うん、ついでに他にも玩具買おうか」
「おう」

さっきまで自分でしゃぶっていた臨也の指は、今度は俺のシャツのボタンを外してきた。手慣れたように服を脱がした臨也は自分が着けていたよだれ掛けを俺の首に掛けた。

「ふふ、おっぱいいっぱい飲ませてあげるからね?」






















赤ちゃん役の人は基本的に喋りません。予行練習は赤ちゃんできたときのために。そろそろ臨也孕むんじゃないかな。

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