小説 | ナノ
じゅーでんしよう、そうしよう



※本人たちは真面目です。
私も真面目です。










ピッピッピッ。
頭の中のアラームが鳴った。これはもうすぐ電池がなくなるっていうお知らせ。おれはじゅーでんしないと動けなくなる。人間もお腹が空いたら動けなくなるらしいから、それと同じじゃないかな。

「つがる、おれじゅーでんしなきゃ」

一緒にテレビを見ていたつがるの服を引っ張る。つがるは寝るときにじゅーでんしてるから、おれみたいに昼間にしたりしない。

「一人でできるか?」
「……わかんない」
「じゃあ隣に座って本読んでる。何かあったら言うんだぞ?」
「うん!」

じゅーでんする機械があるのはリビングだけど、部屋の端の方にある。ズボンを脱いでパンツも脱ぐ。
おれとつがるはじゅーでんの仕方が違う。おれのは特別製なんだって。棒みたいなのをお尻の穴に入れてじゅーでんする。
すぐに入るように機械に特別な液体をかけた。何回もじゅーでんしてるけど、これをしないと上手く入らないから。
つがるの肩に手を置きながら腰を沈めていく。

「あ、あ、んあぁっ……!」

ぬぷぷってじゅーでんの機械がおれの中に入ってくる。全部入れないとじゅーでんは始まらない。だから頑張って奥まで入れなきゃ。

「入ったか?」
「ま、まだぁ……」

何回やっても慣れなくて、足がガクガク震える。つがるにじゅーでんって気持ちいい?って聞いたら、首を傾げて別にって言われた。おれはいつも変な気分になるのに。
ちゅぷんって音と同時に中で接続されたのが分かった。あれだけあった長いのは、全部おれのお尻に入っている。

「スイッチ入れるぞ?」
「ん、んぅ……」

つがるがじゅーでんのスイッチを入れる。そしたら中に入ってる、じゅーでんの機械がぶるぶる震え始めた。

「あ、あぅっ……は、あ」

このじゅーでんの仕方、やっぱり何回しても慣れない。頭がぼーっとして身体が変になる。
隣で本を読んでいるつがるの肩に頭をもたれさせながら、じゅーでんが終わるのを待つ。

「……相変わらず変な充電の仕方だよな」
「んぅ……」

つがるが頭を撫でてくれる感触が気持ちよくて、何度もしてもらった。じゅーでんの機械がお尻の中をいっぱい擦った。

「んぅぅ……」

ビクビクって身体が震えると、中の機械が止まった。おちんちんからは何故かいつも白いのが出てる。じゅーでんする度に出るから、たぶん終わったっていう合図なのかな。

「つがる、おわった!」
「あぁ。あ、拭くからちょっと待てよ」

つがるはティッシュでおちんちんに着いた白いのと、お尻のベタベタを拭いてくれた。じゅーでんの機械もちゃんと綺麗にして、元にあった場所に戻した。

「じゃあ充電したし、散歩にでも行こうか」
「うん!」

つがるに新しいパンツを穿かせてもらって、散歩の用意をした。大変だけど、じゅーでんするのが楽しみだって、みんなには秘密なんだよ。





















つまりはサイケが充電式で、プラグ的なものを差し込むのが穴だったらって話です。イったら充電終了(笑)
ちなみに津軽は普通に首とか。何度も言いますが、本人たちは真面目です。


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