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ハロウィンおまけ。
津軽が我慢できなかった。













椅子に座り、自分で足を開いているサイケは口から涎を垂らしながら俺を見ていた。その目は虚ろで、先ほどこっそり食べさせた媚薬入りの飴の効果が嫌でも分かった。どうやら人間以外にも効くらしい。

「お菓子が欲しいって言ったのはサイケだろ?だからいっぱいやろうな」
「ちが、うぅ……そっち、じゃ、な……いっ」

包み紙を開いて中身を口に含む。少量とはいえ舐めている俺も、先程から身体の熱を感じていた。少し乾いている飴を融かして濡らし、すでに同じものが2個入っているそこへ口付ける。ヒクヒクと収縮を繰り返す周囲を舐めて、飴を中へと舌で押し込んでいく。

「は、あぁっ!ん、ひ……っ」

半分ほど入った飴は今にも出てきてしまいそうだ。それを全部入るまで押し込み、中を味わうように舌で犯した。満足したところで最後に吸い付き、サイケの唇にも口付けた。拒絶の言葉を並べながらも必死に舌を絡めてくるのは、素直に可愛いと思う。舌を絡めながら中へ指を入れて動かすと、飴同士がぶつかりカチカチと音を立てていた。指を引き抜けば、いつもと違うベタついた感触と甘い香り。

「やぁ……つ、がる、なめちゃ、やぁ……!」

どうやら後ろを舐められたりすることに羞恥心を感じているらしい。てかてかと光る指をサイケの口元に近付ければ、戸惑いながらも舌を這わせてきた。

「サイケはお菓子持ってないもんな?だからいっぱい、悪戯してやろうな」
「ん、ちゅ……あ、んぅ……」

包み紙をまた一つ開く。
サイケの手には言い返されたときのためにと用意されたチョコが握られていることを、俺は知っている。













うちのサイケたんは確信犯が多い。
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