Rush×Rush 07 「もうそろそろいいですかね」 ずるッ、とア○ルから濡れた下着を引き抜かれて、気持ち悪さに笹岡は顔をしかめた。 下着の裾がめくられ、熱くヌルついたものが下着の中に侵入してきて、ビクリと笹岡の躯が強張る。 「力を抜いていて下さいよ。大丈夫、恐くないですから」 実に勝手なことを言って、痴漢の性器が、ずぐり、と笹岡のア○ルに潜り始めた。 「――ッ！！」 首を振る。止まらない。 ずぶ、ず、グチ…っ 「ッ、っ、んッ…く…っぅ、ぅ」 電車が止まって大きく揺れたとき、笹岡のア○ルは完全に痴漢の性器を飲み込んだ。 下腹部に感じる、圧倒的な質量。 何よりもつらいのは、処女を奪われたにも関わらず、笹岡のア○ルが思っていたよりもずっと簡単に牡を受け入れてしまったことだ。 痴漢もそれは感じていたらしい。身体を密着させ、囁く。 「素質があったみたいですね。熱くてキュウキュウ締め付けてくる…気持ちいいですか」 痴漢が笹岡の性器を下着の上から掴むと、さっきまで反応を見せなかったそれが、少しずつ硬さを持っているではないか。 「っ！」 かぁ、と顔が熱くなる。 進み出した電車の揺れに合わせて、律動される。笹岡の性器もめちゃくちゃに揉まれ扱かれて、笹岡は声を耐えるのに必死になった。 「んんぅ…っん、ふ」 粘膜を擦り、引きずられるような感覚。気持ちいい、はずがない。 [＊前] | [次＃] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |