Stalk to Pleasure

06


 そこに意識を集中してしまうあまり、思わずヒクン、と収縮させてしまう。
 洋介はそれを愉しむように、指でそこに圧をかけてくる。ヒクつかせてしまうたびに、徐々に指がナカへ進んでいく。

「やぁッ! やめ、ン、んぁあ…っ、ぃ、ぃやぁ…っ」

 必死で頭を振り、暴れようとするのだが、じくじくと躯の奥を蝕む熱が邪魔をする。
 夏弥は喘ぎ、悶え、息を詰まらせて震えることしか出来ない。

「あぁ…凄いよ、夏弥…僕の指が、夏弥の中に全部埋まっちゃった…。ねぇ、気持ちいい?」
「はふッ…ん、ゃぁ…っやめ、て…」
「知ってるよ、僕。夏弥のやらしいところ」

 ぐり、とナカで指を回され、内壁を指で掻かれた。
 くちゅ、くちゅ、と僅かな水音を立て、夏弥のナカを探られる。

「いやぁああ…っ、だめ、やめろ…やめっ、」

 コリッ
「ヒんっ?!」

 びくん、と夏弥の躯が勝手に跳ねる。下半身が熱くなる。

「見つけたぁ」

 嬉しそうに洋介は言って、そのシコリを何度も嬲る。
 途中から乳首をまた舐められたり、性器の先をグリグリされたりして、夏弥は強過ぎる快感に泣きじゃくった。

 過ぎた快感に、イったかどうかも判らない。ただ性器や股間は、冷たく濡れた感触が確かにある。

 しゅ、と突如、脚の締め付けがなくなった。

「ッ?」


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