StP 2nd

10




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 くったりと荒い息を整える夏弥の背を撫でながら、ふよふよと水に浮かぶ白濁を洋介は満足気に眺める。
 あとで水は抜いてしまおう。可愛い夏弥の精液を誰かに飲ませるわけにはいかない。

 それから、ちらりと教育棟を見上げる。


「…僕のだよ」


 届かないとは知りつつ、そこで茫然としている姿に呟いて。

「ぁ、ん…っ! ゃ、まだ、動くなぁ…」
「だめだよ。イった直後、気持ちいいでしょ?」
「あ、あぁ…っ! い、けど…っ、いぃ、けどぉ…ッ! ぁ、あっあっ!」

 ばしゃり、ばしゃり、と水を叩いて、何度も夏弥を突き上げた。




end.

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