キズナ

08



「あんんぅ…! んんんぅうう…ッ!」

 陰嚢の裏に電マを当ててやると、葵の腰が面白いくらいガクガクと跳ねる。同時に、大量の先走りが性器から流れ出た。

「あは、気持ちイイみたいだね? すっごいえっちな顔してる。おれもね、タマの裏、すっごい気持ちイイんだ。やっぱ双子だから、イイとこも一緒なのかな?」

 ヴヴヴヴヴヴッ
 くちゅ…ちゅぷっ…ちゅくちゅく…

「判る? 葵。もうおれの指、3本入ってるよ?」
「んむ、ぅううう…ッ」

 たっぷり時間を掛けてほぐしたために、葵はぐったりと抗う力を失っている。茜にとっては好都合だ。

 電マを放り出して、ちゅぷ、と音を立てて指を引き抜く。
 散々嬲られ、ヒクヒクと動く秘孔に、茜はそっと怒張した息子をあてがった。

「もっかい、ひとつになろ? 葵…」

 元々ひとつだったのだ。それがひとつになりたいと願って、なにがいけないのだろう。
 同じ顔だなんて関係ない。
 茜にとって葵は『葵』だ。茜の、分かれてしまった片割れだ。

 ヌププ…っ

「んんんぅううううぅう!」
「ぅあ…キツ…っ」

 当然初めてなのだろう葵のナカは、茜が想像するよりも狭く、そして熱かった。
 絡みつき締めつけてくる感触に、茜は悶える。

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