せんぱい!

08


 ソファを回り、上総は望の前に立って、下のクチが咥えた綿棒をクイクイと動かした。

「こっちも抜いた?」
「ァッ、あぅ…っぁ、ふ…は、はい…」
「でも、また挿れた」
「な、なか…っ、なかに、欲しく、なってっ…」
「ふぅん」

 適当に返事をして、綿棒を一気に引き抜く。

「ぅあっ! ゃ、あ…っ、せんぱぃ…ッ」
「もっと欲しいんでしょ。もっともっと…奥まで」

 囁くように言ってやると、望はとろんとした眼で、

「はい…上総先輩…」
と、答えた。

 上総は微笑み、媚薬を自らの肉棒に塗りつけて潤滑油代わりにし、いきなり望の下のクチに押し当てた。

「ほら、挿れてやるよ」

 ぐぐ、ぐぷっ…

 綿棒を掻き回しでもしたのか、慣らしてもいないのに上総の肉棒は飲み込まれていく。

「うあぁ…ッ、せんぱっ…ゃ、せんぱっ…おっきぃ…ッ!」

 ビクビクと開いた脚が震えるが、望の下のクチはきゅうきゅうと上総を締め付け、奥へ奥へと促してくる。

「望…っ、気持ちいい…やらしいね…」
「ぁんッ、あっあふッ、かずひゃ、せんぱ…っ、ぼく、僕も、きもちぃれすぅ…っ!」

 M字に開いた脚を上から押し付けるようにして、激しくピストンを繰り返す。

 ぶるぶると震える望の肉棒から、生えた綿棒が間抜けだ。
 それもついでのようにピストンしてやると、望は高い声を上げて啼いた。

「ひぁあああんッ! せんぱっ…かずしゃせんぱぃ…っ! らめ、強過ぎ…っ!」


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