in 【屋上】 田中 二郎の場合 7 「平木…! 平木…! 自分は先生の肉便器ですと言え!」 「いや…っいやあぁ…っ」 エロ本で得た知識を強制するが、平木はただひたすらに首を振る。恐らく二郎がなにを言っているのかも判っていないのだろう。 自分を無視するなんて、許さない。二郎はぎり、と冴のペ○スの根元を握り締め、そうしておきながらグリグリと腰を使って例の前立腺を探した。 「言え!」 「ひぅ…っ、や、うぅうう…ッ!」 「田中先生の精液下さいって言え!」 「やぁ、ああ、た、たなかせんせの、せーえき、くださ、あ、あぁあ!」 折り曲げた冴の脚、爪先がぴんと張る。 驚く隙もなく、ビクビクビクッ、と冴の躯が跳ねた。まるで痙攣しているかのような動き。だがそれと同時にア○ルがきつくきつく締め上げられて二郎は耐え切れずにたっぷりと冴の体内へと射精した。 しかし二郎の射精が終っても、冴の躯の震えは止まらない。 「ぃう…っ、や、ぁ、あぁ、あ…っ」 空イきだろうと、知識はある。だが、こんなに長時間震え続けるものだろうか? 「…ッ」 経験の圧倒的に少ない二郎は、苦しげに喘ぎ続ける冴の様子に不安になって、慌ててペ○スを引き抜き用意をすると、そのまま屋上から逃げ出した。 まずビデオを隠して、それからひとを呼ぼう。自分の所為だというのは隠さねばならない。 time goes by... [*前] | [次#] /144 『頂き物』へ / >>TOP |