50音短編企画/猫


※勝呂姉捏造





「ねーこーねーこーこーねーこー!」
「!っわ、お嬢?」
「ほんっま子猫はかいらしわ〜お姉ちゃん子猫大好き!」
「ちょ、お嬢そないに引っ付いたらいけまへんて、!」
「せやかて、子猫かいらしいんやもん!竜士も廉造も背ェばっかり高くなりよってからに、可愛げっちゅーもんがないわ」
「…これでも僕気にしとるんですよ?背ェもっと伸びたらええのにって」
「はあ?!何言うとんの?あんたはあないに図体ばっかりでっかくならんでええねん!」
「でも、もっとかっこええ服着られるし、柔造さんに出会い頭に高い高いされんで済むやろし…」
「なんや、柔造そないなことするん?嫌なんやったらお姉ちゃん言うたるわ」
「嫌いうか、まあ、その…」
「あかん!子猫ほんっまかいらしわ。柔造やったら任しとき!」
「あの、お嬢、」
「せやから大きなろうなんて思いなや?姉ちゃんがずうっと子猫を可愛がったるからな!」
「……」





(……背ェ低くて良かったなあ)




「姉貴!子猫丸に引っ付くんやめぇ!」
「なんでや!竜士がでかくなりすぎるから悪いんや!」
「わけわからんわあ!」
「こねこー今日一緒に寝よなあ〜」
「許すかあああ!」
「ええなー子猫さん!俺もお嬢と寝たいわあ」
「廉造はでかいからあかんよ〜」
「でかいてナニが?!…痛っ、坊、痛いいい!」
「往生してまえド阿呆!!」




20120704





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